2nd写真集も大ヒット 元Dream5 大原優乃さんはグラビア界の新エース
現在多くのコミック誌や青年誌の表紙、グラビアを飾る大原優乃さん。
10月11日にはセカンド写真集『吐息』を発売し、こちらも話題になっています。
今やグラビア界のトップランナーとなっている彼女がブレイクするまでの歩みや愛される理由を紹介します。
■Dream5のメンバーとして『ようかい体操』でブレイク “紅白”にも出演
大原さんは2009年、5人組グループ「Dream5」のメンバーとしてデビュー。2014年には、アニメ『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ『ようかい体操第一』が大ヒットし、Dream5として『第65回NHK紅白歌合戦』の企画コーナーにも出演しました。
Dream5は2016年12月31日をもって活動終了。大原さんはソロでタレント活動を開始しました。そんな彼女の転機となったのが2017年6月、『週刊プレイボーイ』でグラビアデビューしたことでした。以降、多くの雑誌の表紙、グラビアで活躍し、2018年2月に発売したファースト写真集『ゆうのだけ』は、発売前ながらアマゾンの写真集ランキングで1位を獲得するなど大ヒットしました。発売されたばかりの2nd写真集も「オリコン週間写真集ランキング」で1位に輝いています。
さらに最近では女優として『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)や『都立水商!~令和~』(MBS/TBS系)にも出演。メインキャストではないですが、印象に残るキャラクターを演じ、爪痕を残しています。
■小柄で童顔の愛らしいルックスと大きなバストとのギャップが人気
大原さんがグラビアで大人気となったポイントといえば、童顔、小柄で年齢よりも子供っぽい容貌に反して、大きなバストというギャップでしょう。そのちょっと“いけない感じ”“ギリギリな感じ”が男性の心を惹きつけてやまないのだと思います。が、最近では年齢相応かそれ以上の大人っぽい表情を披露するケースもあります。
キャラクターはとにかくピュア。インタビューや記者会見での取材でも、コロコロとよく笑い、無邪気な笑顔が愛らしく、見ている人を幸せな気持ちにするようなところがあります。2nd写真集では初のランジェリー姿を披露した大原さんですが、その撮影の際には「すごく恥ずかしかった」と照れ、「最初は内向的な気持ちになって涙を流していました」と明かしてくれました。
また2nd写真集をよりよいものにすべく、「今しか出せない私を全部出そうと思った。季節が変わっていく中で私も変化できるように、前髪をバッサリ切ったり、体作りのトレーニングもしました」と語っていましたが、1st写真集の頃と比べると意欲やこだわりが増したように見えます。
また、グラビアでブレイク後はあまりフィーチャーされる機会はありませんが、そのダンス力も大きな武器。Dream5時代はダンサーとして活躍していた彼女ですが、先日は、デビュー当時から10年来の付き合いがあるという古坂大魔王さんと、日本弁理士会のPRのためのミュージックビデオ「BENRI-C」で共演。その完成披露イベントでは、古坂大魔王さんが、大原さんの魅力は“バストだけじゃなくダンスの力もある”ことを力説していました。
昨年のアイドルフェスイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL」では、同じ事務所で同年代のグループ「東京女子流」のメンバーたちとステージでコラボステージを披露、キレのいいダンスを見せたのは、筆者の記憶に鮮烈に残っています。
■大原さんの後も逸材が続々 勢いに乗るエイベックスのグラドル
グラビア界は2010年ごろからの一時期、AKB48グループを中心にアイドルグループのメンバーたちがほぼ独占していた時期がありました。近年は橋本梨菜さんや犬童美乃梨さんらプロダクション「リップ」や、川崎あやさんらが所属する「ゼロイチファミリア」などグラビアメインの事務所に所属するグラドルも巻き返してきています。
一方2015年ごろから、当時アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」に所属していた浅川梨奈さんが“1000年に一度の童顔巨乳”としてグラビアでブレイク。同じエイベックス所属の後輩である大原さんらが活躍する道を作りました。
大原さんがブレイクしたあとも、Dream5で同僚だった日比美思さん、元Cheeky Paradeの関根優那さんらグラビア界の注目株が続々登場。今やエイベックスはグラビア界の一大勢力となっています。浅川さんが女優活動へと比重を傾けていく中ですが、今の大原さんの勢いを見ていると、彼女を筆頭としたエイベックス軍団がますますグラビア界を盛り上げていきそうな気配です。
文/田中裕幸