沢城みゆき、“愛のバラ”を翻弄

#江口拓也#沢城みゆき#武内駿輔#豊永利行

エンタメNEWS2025年2月18日7:47 PM

(左から)武内駿輔、豊永利行、沢城みゆき、江口拓也 (C)ORICON NewS inc.

 劇場アニメ『ベルサイユのばら』の大ヒットを記念し、18日に都内で行われた舞台あいさつに、オスカル役の沢城みゆき、アンドレ役の豊永利行、アラン役の武内駿輔、ジェローデル役の江口拓也が登壇した。イベントは、まさに“オスカルを愛した男たち”による愛と笑いに満ちた一幕となった。

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 トークセッションでは、沢城が3人のキャラクターの中でもっとも惹かれる存在を選ぶというドキドキの展開に。豊永はアンドレの名セリフ「みゆき!俺はお前の影だ!」と情熱的にアピールし、武内は劇中でアランが葉をくわえる姿を再現してバラをくわえ、江口は膝をついてバラを差し出すなど、三者三様の猛アプローチが展開。しかし、沢城は「整えました」と意味深な言葉のあと、「ルイ!」と、この場にいないキャラクターを選ぶという大胆な決断。まさかの展開に会場は爆笑に包まれた。

 困惑しつつもユーモアを交えた江口の「武内くんの気持ち考えてくださいよ!」のツッコミに、バラをくわえたままの武内が「こんな、◯×△□」と抗議の言葉にならない言葉を漏らす様子は、まさに舞台あいさつならではの微笑ましい瞬間だった。

 さらに沢城は、アンドレについて「命とかかけてくれなくていいの。安心できない」とコメントし、ジェローデルには「解脱しないと一緒にいられない感じがするから、まだ現世にいたい」と“推し外し”の理由を語る。対して選ばれたルイについては、「彼が錠前を作っている隣で本を読んで、紅茶を飲んでいる…それが素晴らしい日曜日」と、穏やかな日常への憧れをのぞかせた。

 しかし、物語はここで終わらない。フォトセッション後、沢城が突然豊永に「(バラを)早くよこしなさいよ」と無茶振り。驚きつつもバラを手渡した豊永は、静かに背中を向け、「影になりました」とつぶやき、見事なアンドレっぷりで会場の笑いをさらった。

 本作は、革命期のフランスで懸命に生きる人々の、愛と人生を鮮やかに描いた池田理代子氏の漫画『ベルサイユのばら』が原作。将軍家の跡取りで、”息子”として育てられた男装の麗人オスカル、隣国オーストリアから嫁いできた気高く優美な王妃マリー、オスカルの従者で幼馴染の平民アンドレ、容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵フェルゼン。4人は栄華を誇る18世紀後半のフランス・ベルサイユで出会い、時代に翻弄されながらも、それぞれの運命を美しく生きる。1972年の連載開始から50年以上の時を経て、ことしついに完全新作での劇場アニメ化となった。

#豊永利行#沢城みゆき#江口拓也#武内駿輔

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