橋本環奈「毎日気絶するように…」

　俳優・橋本環奈（26）が主演するテレビ朝日系連続ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』（毎週火曜　後9：00※初回は6分拡大で放送）が22日にスタートする。このほど橋本が、本作で初めて挑む天才医師役の苦労や役作りについて語った。

【撮り下ろしカット】役の表情とは違う…キュートすぎる笑顔を見せる橋本環奈

　原作は、ベストセラー作家・知念実希人氏の『天久鷹央の推理カルテ』シリーズ。今年1月からはアニメ版が放送・配信され、大きな話題となった。初の実写化で橋本が演じる主人公・天久鷹央（あめく・たかお）は、超越した頭脳＆医師としての圧倒的な知識と洞察力を駆使し謎多き病状や殺人事件、超常現象までを鮮やかに解き明かしていく天才的な診断医だ。

　もともと原作小説がすごく好きだったという橋本は、本作のオファーについて「映像化するんだっていう驚きとともに、こりゃ大変だな」と難役だということが想像できていたと話す。それでもこの役を演じられることはうれしかったと快諾したものの、「せりふ地獄になるなということは分かっていたのですが、実際に台本をいただいて改めてすごかった（笑）」とせりふの量と難しさに驚いたという。

　医療ドラマならではの専門用語も頻繁に登場。せりふを覚えるにも「言葉の意味を理解してないと全然出てこないんです」といい、「病名ひとつとっても、膵臓、肝臓、脾臓などいっぱい出てくるんですけど、この臓器は何が重要でとか、こういうふうに関係してきて…とか、自分の中で理解してないといけない」と話す。

　ただせりふを覚えるだけではできないと感じ、分からないことは事前に調べつつ撮影に臨むため、頭に入れる情報量も膨大に。「そこの部分が本当に今やばいです。撮影とせりふを覚える毎日で、気づいたら寝落ちしてたみたいなことが多くて。毎日気絶するように寝ています（笑）。撮影だけじゃなく、これだけ準備期間がかかったのは初めてかもしれないです」と振り返る。さらに「1つのシーンがとにかく長いので、覚えるせりふ量も多くて、（三浦）翔平さんと始まる前に『どっちかが間違えても、いい空気のまま頑張ろう』って話をしていました」と明かしていた。

　個性的なキャラクターの“天久鷹央”を演じるにあたってはほかにも、「これだけ頭がいいのにすごい不器用で運動神経が悪くて。『アメトーーク！』の『運動神経悪い芸人』を見て、ヒザ神さん（フルーツポンチ・村上健志）とか川田（裕美）アナを参考に練習しました。（できないように見せるのが）難しかったんですけど、監督と一緒に試行錯誤しました」とユニークな役作りについても明かしてくれた。

　総合的に橋本にとって「かなりチャレンジングなドラマになる」という本作。しかし、主人公の天久鷹央と同じく、橋本自身も探究心が強く、難しいことにチャレンジすることを楽しむ性格だという。「仕事やプライベートとかあまり区切りなく“人生楽しい”が一番。興味があることに対してどんどん進んでいく力みたいなものは、鷹央と似ているかもしれない」と共通点も明かしていた。

ORICON NEWS（提供：オリコン）

#フルーツポンチ#橋本環奈

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