橋本環奈、初の医師役で髪バッサリ
エンタメNEWS2025年3月4日5:00 AM
4月22日スタート新ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』ビジュアル(C)テレビ朝日
俳優の橋本環奈(26)が、4月22日スタートのテレビ朝日系新ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(毎週火曜 後9:00)で同局系連続ドラマ初主演を務めることが決定した。橋本はNHK連続テレビ小説『おむすび』出演後、本作が初の作品。アニメ化も話題の人気小説シリーズを実写化し、異色の天才ドクターを演じる。
原作は、ベストセラー作家・知念実希人氏の『天久鷹央の推理カルテ』シリーズ。現役の医師でもある知念氏が、実際の症例をもとに想像力を膨らませて描いた骨太の医療ミステリーで、シリーズ累計360万部を突破。今年1月からはアニメ版が放送され、大きな話題となった。
橋本が演じる主人公・天久鷹央(あめく・たかお)は、各科で「診断困難」と判断された病気の原因を解明する診断医で、超越した頭脳と医師としての圧倒的な知識や洞察力を駆使し、不可解な症状や難事件、果てはこの世の理を覆す超常現象の謎までも、医学的観点から解き明かしていく。
“医療版シャーロック・ホームズ”ともいうべき本作で、橋本は医師役に初挑戦。橋本は「第一段階としてビジュアルから鷹央先生に近づけたらいいなと思い、髪も久々にレイヤーを入れつつバッサリと切りました」と役作りについて明かし、「天才ドクターという役柄は初挑戦ですし、難しい医療用語や長ゼリフも多いので、ちょっと怖い気持ちもありますが(笑)、何よりもワクワクしています」と意気込みを語った。
さらに、鷹央が部長を務める「統括診断部」に派遣された内科医・小鳥遊優(たかなし・ゆう)を俳優・三浦翔平が演じることも決定。『警視庁いきもの係』(2017年)でも共演した橋本と、本格的に初バディを組む。
三浦が演じる小鳥遊は、人の気持ちが分からない鷹央とは対照的に、人の気持ちを巧みに読み取りつつ、鷹央のことも軽妙かつハートフルにフォローしていく、まさにホームズの相棒=ワトソン的存在の人物。鷹央×小鳥遊が繰り広げる、丁々発止の凸凹名コンビぶりに注目したい。
本作を初実写化するにあたり、精鋭スタッフが集結。映画化もされた『イチケイのカラス』(2021年~)や、『ブルーモーメント』(2024年)、『絶対零度~未解決事件特命捜査~』(2010年~)など話題作を手掛けてきた浜田秀哉氏が脚本を執筆。さらに、『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズ(2016年~)や『TRICK』シリーズ(2000年~)、『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(2024年)など数多くの大ヒット作を担当した木村ひさし氏が演出を務める。
■橋本環奈(天久鷹央・役)コメント
――ご出演が決まった時の率直なお気持ちをお聞かせください。
もともと原作小説が好きだったので、ドラマ版のお話を頂いた時からずっと、楽しみにしていました!第一段階としてビジュアルから鷹央先生に近づけたらいいなと思い、髪も久々にレイヤーを入れつつバッサリと切りました。天才ドクターという役柄は初挑戦ですし、難しい医療用語や長ゼリフも多いので、ちょっと怖い気持ちもありますが(笑)、何よりも「やっと撮影に入れるな!」とワクワクしています。
――天久鷹央をどんなふうに演じていきたいですか?役の魅力と併せて教えてください。
鷹央先生はさまざまな謎など、自分が興味を持ったことに向かって突っ走っていくんです。そのワクワクした感じや、オタク気質がかわいらしいなって思います。一方で、実は内面に不安を抱えているところもあって、そのギャップがすごく素敵。そこを大事にしながら演じたいと思います。
演じる上で重点的に頑張りたい難関は…やっぱりセリフです!覚えるだけでも今までで一番時間がかかりそうですし、今日から滑舌の練習をしようかなって思うくらい、今は9割以上セリフのことしか考えていないです(笑)。というのも、自分のセリフだけでいっぱいいっぱいになって、休憩中にスタッフや共演者の皆さんとワイワイできる楽しい時間を共有できなかったら、もったいないですから!また、今回みたいに温度感がなく、つらつら重ねていく感じのセリフ回しは初めて。どんなテンション感でやるかも含めて、現場でつかんでいくことになるとは思いますけど、どこへどう着地するか楽しみです。
――本格初バディを組む三浦翔平さんの印象も、改めて教えてください。
翔平さんと前回ご一緒したのは『警視庁いきもの係』。私はまだ10代で、ドラマの経験もほぼない状態だったんですけど、翔平さんは誰に対しても分け隔てなくラフな感じで、明るく接してくださって…!今も変わらず、とても温かい翔平さんとまたご一緒できてうれしいです。翔平さんは、当時の打ち上げで披露してくださった数々のモノマネも全部似ていたくらい、本当に器用な方!「何でもできちゃう」という言葉は、翔平さんにピッタリな言葉だなって思います。今回は、そんな翔平さんと“全然違うキャラクターのバディ”を演じるということで、どんな掛け合いのテンポ感や空気になるか楽しみです。
――視聴者の皆様へメッセージをお願いいたします。
いろんな謎を解き明かしていく鷹央先生を、心から楽しんで演じたいと思います!ぜひ楽しみにしていてください。
■三浦翔平(小鳥遊優・役) コメント
――ご出演が決まった時の率直なお気持ちをお聞かせください。
原作小説を読ませていただき、“医療×ミステリー”という2つの要素が交わった骨太で面白い内容を読者としてすごく楽しませていただきました。ただ、これを自分たちが実写でやるんだ…と別目線から見た瞬間、ちょっとしんどかったです(笑)。というのも、僕が演じる小鳥遊は鷹央先生にこき使われ、あちこち休む間もなく出ずっぱり!しかも、セリフが本当に長いし、専門用語も多いんです!…。ですが、プレッシャーを感じると同時に、楽しみでもあります。
――小鳥遊優をどんなふうに演じていきたいですか?役の魅力と併せて教えてください。
小鳥遊は芯があって、真面目な先生。過去にはいろいろあったようですが、それを経て鷹央先生とバディになることで、彼の良さがさらに出てくるのかなとイメージしています。そんな小鳥遊は、基本的に“受け”の役どころ。周りの登場人物全員の受け芝居をしなきゃいけないので、大変ではありますが、とにかく受けて受けて全部拾えれば良いなと思います。あとはセリフですね。医療用語の意味もちゃんと調べて理解しておかないと、動きがリアルにならないと思うので…。ちゃんと落とし込むまでに、いつもの倍の時間がかかるかもしれない。大変な3ヶ月になるかと思いますが、全力を尽くしたいと思います。
――本格初バディを組む橋本環奈さんの印象も、改めて教えてください。
しっかりとバディを組むのは初めてですが、環奈さんは天才なので安心しきっています!!自分はセリフ覚えが悪いし、数回NGを出したらメンタルがボキッと折れる人間ですが…(笑)、環奈さんはセリフ覚えも早いし、本当に何でもできる!これから3ヶ月、助けてください(笑)!!
――視聴者の皆様へメッセージをお願いいたします。
どんでん返し続きのドラマなので、視聴者の皆さんで犯人を予想し合うのも面白いんじゃないかと思います。また、このドラマは病気のこともちゃんと詳しく描き、またミステリー要素も詰まっています。笑いあり、涙あり、たくさんの感情を動かせるドラマになると思いますので、皆様ぜひご覧ください。
■知念実希人(原作者) コメント
橋本環奈さん、三浦翔平さんという素晴らしい俳優に主人公たちを演じていただけることになり、心からうれしく思っています。私が生み出した『天久鷹央の推理カルテ』という小説の世界を、俳優や制作陣の皆様がさらに素晴らしい映像作品へと昇華してくださるのを原作者として、そして一人の視聴者として心から楽しみにしています。
■浜田壮瑛(テレビ朝日プロデューサー) コメント
ミステリー、医療、サスペンス、ヒューマン、コメディ、ラブストーリー。お好きなジャンルがどれかひとつでもあれば、存分にお楽しみいただけること間違いなしです。
原作・知念先生の温かなエールを胸に、多様な魅力(とセリフ量!)をぎっしり詰めこんだ幕の内ドラマを、この春新たにお届けします。ぜひご期待ください。
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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