柏木由紀、唯一NGはすっぴんだった
エンタメNEWS2024年11月14日5:58 PM
元AKB48の柏木由紀(33)が14日、東京・六本木 蔦屋書店で初のメイク本『メイクで見つける可愛いの法則』(宝島社)の刊行記念イベントを開催した。
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出版の経緯について柏木は「今まで写真集やスタイルブックを出していた。メイク本は初めて。いつかは出してみたかった。『一緒に出しませんか?』というお話をいただいたので、『ぜひ!』と」と明かす。「もともとAKBの時から、お仕事の時は自分でメイクをしていた。17年間で、いろんな研究をしたメイク方法を1冊にぎゅっと形として残せたのがうれしかった」としみじみ。できばえは「100点です。やっぱり100点じゃないものを出しちゃいけない。最低ラインは100点で、それ以上になったら」と宣言。「最高は?」と重ねられると、柏木は「1000点です!自信作ができあがりました」と笑っていた。
過去のメイクの失敗談も。「中学生でAKBに入って年を重ねるごとに、その時々の失敗があった」と回想。「中学の時はメイクをしたことが全くなかった。知識がないまま、なんとなく母に教えてもらったメイクを、そのまましていた。20歳になったぐらいの時は、グループにいたので華やかに目立ちたいという気持ちがあった。とにかくメイクを重ねて、すごく濃くなってしまった時期もあった」と懐かしむと「それを経て、メイクを楽しめるようになった。このタイミングで本を出せてよかった」とした。
YouTubeチャンネル『ゆきりんワールド』で、すっぴんを公開したメイク動画が話題になった。「YouTubeですっぴんを出すまでは、本当に唯一のNGだったのがすっぴんを出すこと。でも、メイクのおかげで自分は自信が持てた。コンプレックスを少しでも解消できた経験から、これをもっと共有したい、伝えたいという気持ちがあった。どれだけメイクで変われるかを伝えるには、ビフォーのすっぴんを見せないことには伝わらないなと思った」という。すっぴんを出すのが嫌な気持ちとメイクを共有したい気持ちを天秤にかけ、出すことを決めたという。「すっぴんを出して賛否両論あるだろうと思ったけど、同世代の方から『勇気をもらいました』とか『すっぴんからやっているのでわかりやすかった』という声をいただけて、今はすっぴんからやってよかった」とする。また副産的な効果も。「今まではメイキング映像ですっぴんがダメだった。メイクをしてからだったのが、朝の現場に入った時から回せる(笑)。メリットもありました。今は出してよかった」と笑顔で語っていた。
本書は、ベースメイクからポイントメイク、コンプレックスを克服するために研究されたメイクなど、メイク初心者から上級者まで役に立つ一冊。14日に発売となった。
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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