松丸亮吾、神の視点ではない教育法
エンタメNEWS2024年11月24日2:35 PM
タレントの松丸亮吾が24日、都内で『考える力が身につく!パズル絵本 見習いまほう使い ウィズリンのだいぼうけん』(KADOKAWA)発売記念の特別授業を行った。
同書は、松丸率いる東大発の謎解きクリエイター集団「RIDDLER」が手掛ける、楽しみながら考える力が身につくパズル絵本。絵本本体についている9枚のパズルピースを絵本から取り外して使い、ゴールまで道がつながるようにパズルピースを並べ替えるという内容になっている。最初は3枚のピースを使うパズルからスタートするが、物語が進むにつれ使うピースが増え、レベルアップしながら進んでいく。
今作のきっかけについて「もともと、僕自身が、学校で教えてもらってその方法論で解くという受け身よりは、小さい時からパズルや謎解きを通して、自分で考え方をひらめいて解くのがすごく好きだったんです。言われたことをそのまま覚えたり、丸暗記するのではなくて、自由に考えたり、答えまでの道筋がひとつではないということを早めに体験してほしい、それが勉強への準備にもなるというところからでした」と振り返った。
今回の授業を通しての気づきもあったようで「時代の流れもあるのか、コミュニケーション能力というか、人と話す時の説明のうまさなどは、僕が小さい時よりも格段に上がっているような気がします。協力しながらパズルを解くのが、みんなうまかったですね。コミュニケートの能力は、もっともっと高められる。僕らの時よりもさらなる次元にいけるかも」と満面の笑み。
子どもの自主性を伸ばしていく教育法については「子どもに間違えさせたくない、自分の子どもが間違えていることへの、親御さんのコンプレックスとかがあって、答えを教えちゃうっていうのがあるのですが、それは本当にもったいない。自分でひらめいて、成功体験を作るということの一番おいしいところを食べちゃうことになる」と指摘。
続けて「答えではなくて、なぜそれがダメなのか説明しないといけない。この本で言えば、正解のピースを『これなんじゃない?』って答えを教えるのではなくて『これを置いたら、このあとどうなるのかな?』とか、ヒントを与える。神の視点から答えを与えるのではなく、同じプレイヤーの視点からヒントをあげるようなイメージがいいのではないかと思います」と呼びかけた。
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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