東京・表参道に「SHOGUN」カフェ

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エンタメNEWS2025年4月22日3:39 PM

海保学氏(日本インキュベーションセンター代表理事)、徳川家広氏(徳川宗家第19代当主) (C)ORICON NewS inc.

 江戸時代の天下泰平の世を築いた「SHOGUN(将軍)」に焦点を当てた体験型カフェ「SHOGUN CAFE & EXPERIENCE」が22日、東京・表参道にグランドオープンした。これに先立ち、同日午前にはメディア向けの内覧会が開催された。

【画像】「SHOGUN CAFE & EXPERIENCE」外観、内観ほか

 海外で「SHOGUN」といえば、江戸時代の将軍を指す。このカフェでは、約260年にわたり続いた江戸時代の平和のもとで育まれた文化や産業をテーマとしている。主催は一般財団法人日本インキュベーションセンター(JIQ)。徳川宗家第19代当主・徳川家広氏がエグゼクティブフェローとして企画に参画している。

 1階のカフェ&物販エリアでは、江戸時代の地域文化を支えた「献上品」に着目したプロジェクトを展開。地方創生をテーマに、全国各地の特産品を紹介・販売するほか、それらを活用した飲食メニューも提供する。第一弾では、徳川家康ゆかりの地である静岡県浜松市の名産品・お茶とブラッドオレンジを使った期間限定メニューを開発。地域産業の振興と、現代版「献上品」としての価値発信を目指している。

 もう一つの柱は、江戸時代の武士階級が嗜んだ伝統文化を現代風にアレンジして体験できる企画だ。体験メニューは、居合演武、能の舞、装束の着付けなどを含む「武・芸セット」と、書道、茶道、型染などを体験できる「芸術文化セット」の2種類(各90分、1人1万6500円)を用意。日本文化の奥深さに触れる機会を国内外の来訪者に提供し、次世代への継承を目指す。

 JIQ代表理事の海保学氏は「表参道という情報発信力のある場所で、日本の文化や地域の魅力を再発見できる場にしたい」と語り、インバウンド客だけでなく、日本人にも“和カフェ”として気軽に利用してほしいと呼びかけた。

 また、徳川氏は「江戸時代の文化が花開いたのは関ヶ原の戦いから約80年後。終戦から80年が経過した今の日本にも、新たな文化創造の可能性を感じている」と述べ、カフェ開設の意義を強調した。

 今後は、地域活性化や観光促進、伝統文化の継承を目的に、さまざまなプロジェクトを展開していく予定。体験メニューも順次拡充される見込みだ。

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