嶋崎斗亜、山中一輝と壁ゼロに

#吉田美月喜

エンタメNEWS2024年12月11日7:30 AM

ABC深夜ドラマ『恋愛革命』に出演する(左から)吉田美月喜、嶋崎斗亜、山中一輝 (C)232/LDF/「恋愛革命」製作委員会

 関西ジュニアの嶋崎斗亜(※崎=たつさき、Lil かんさい)が主演、山中一輝(AmBitious)が共演する、ABCテレビの連続ドラマ『恋愛革命』(毎週土曜 深1:00)が来年1月11日からスタートする。このほど、嶋崎と山中が合同取材を行った。同じ関西ジュニアながらほぼ絡みはなかったが今ではすっかり仲良しの2人。だが、撮影中には山中の行動には、嶋崎からクレームがあるようで…。

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 原作はLINEマンガにて配信中の人気作。韓国発のWEBTOONで本国では実写化もされた、同世代に高い支持を集める高校生の学園ラブストーリー。家庭の事情で入学と同時に一人暮らしをすることになった主人公・姫ノ宮(ひめのみや)レイ(嶋崎)が、運命的に女子高生・王子凛(吉田美月喜)と出会い、恋に落ち、猛アタックを行うが…。凛に一途に片思いするかわいさあふれる男子高生・レイを嶋崎が、レイの親友・伊藤悟を山中が演じている。

■嶋崎斗亜、急接近図る山中一輝の行動にびっくり「いまやまったく壁はないです」

嶋崎:元々、一輝が演じる悟役が誰になるか知らない状態で、マネージャーさんから『斗亜くんにぴったりの役があるんだよ』と主演をさせていただけると聞いて、悟役は誰になるんやろと思っていた1ヶ月後、突然、一輝が『ウェ~イ!』って感じで来て。普段そんな感じじゃないのになんか近いな…と思って(笑)その後、一輝が悟役になったことを聞きまして。『一輝か!』と。普段はそこまで一緒にしゃべってなかったのでこれを機会に距離が近くなりました。

山中:同じ関西ジュニアでも、斗亜くんとはそこまで接点がなかった。しゃべったことがなかったのですが、出演を聞いた次の日に斗亜くんに会って、てっきり斗亜くんは聞いていると思い『斗亜くん、おつかれ!』って言ったら腕を振り払われました(笑)

嶋崎:しゃべったことがない子に急にラフにきたら怖いじゃないですか(笑)

――山中さんは役も入っていたってことですか?

山中:初めて斗亜くんと話すので仲良くなろうとして「僕はこういうキャラだぞ」って無理した結果、失敗しました(笑)

嶋崎:役としては親友なのですが、共演すると知ってから会うたびにしゃべったりするなかである程度コミュニケーションをとれるようになってそれから仲良くはなっていって。いまやまったく壁はないです。仲良しです。

山中:タメ語を使っても怒られなくなりました(笑)斗亜くんに限らず、自分から積極的にいくのが苦手だったのですが、斗亜くんはあまり接点がないときからしゃべりやすくて上下関係もあまり気にしない方だな、と思っていました。

――ご自身が演じるレイと悟、役との共通点はどこか感じますか。

嶋崎:レイと似ているかと言われると難しいですが、考えていることは共感はできます。レイが凛をすきになって『凛しか見えない!』といろんな行動を起こすんですけど、それが気持ち悪くならないように…。かわいらしいキャラクターを意識しつつも行動はぶっとんでいるキャラクターは、難しくもありましたが意識したところです。

山中:斗亜くんはレイそのまま。芝居しているときや、一緒にいる期間も頑張って役を作り込んでいる感じはまったくなかったです。見ていて自然なのでファンの方も斗亜くんが斗亜くんそのままを出しているなと思うんじゃないかな。

嶋崎:“らしさ”も残っているかな。

山中:僕はめちゃくちゃゲラで、悟自身はクールなキャラなのに、僕は思い出し笑いをしちゃうくらいなのでそこは似ていないですね。

嶋崎:現場では、みんな仲が良いのでカメラが回る直前まで面白い話やちょけたりしてるんです。そこで、一輝の思い出し笑いが止まらなくて…。

山中:すぐ笑っちゃうと自分でもわかっていて。でも悟はクールな役で、それではダメなのでいったん心を無にして演じていました。

嶋崎:一輝の悪いところは、自分がカメラに抜かれているときは笑いをこらえているのに、自分が映ってないとき、僕が一輝越しのカメラに向かって演技をしていると、見えないところでずっと笑ってるんです。こっちは必死に演技してるのに!しかも舌をだすんです!(笑)。何回、撮影が止まったか!(笑)でも楽しんで演じることができました。

■嶋崎斗亜の“座長”としての振る舞いに山中一輝が感動

――嶋崎さんは主演としてプレッシャーを感じることはありましたか。

嶋崎:台本を家で読んでいたときはプレッシャーでどうしたらいいんやろ?とたくさん考えましたが、読み合わせで監督さんの意図などを聞かせてもらってそんなに考えすぎなくても良いのかなと思えました。その場で生まれた空気感を大切にされていたので、そこでも力が抜けてやりやすくなりました。学園モノなだけあってキャストのみなさんとは同世代だったので楽しく和気あいあいとできました。

山中:斗亜くんは普段から引っ張ってくれていたんですけど、きのうクランクアップでみんなより早く撮影が終わったのに、その後『みんなとクランクアップしたい』と、みんなの撮影を4時間くらい待っていてくれて。座長・主演らしいなと改めて感じました。

――すでにオールアップ済みとのことですがお気に入りのシーンはありますか。

山中:6、7話は悟の回想シーンがメインになっていて、悟の過去がわかるシーンがいっぱいあるので、そこはオンエアが楽しみです。

嶋崎:最初はとにかく凛!凛!って自分のことで精いっぱいだったレイも、成長して第10話では相手のことを考えられる男になっていく。第10話では1話との比較をしてほしいです。第10話のレイはイイ男です。第1話は“バリワン”(バリバリわんこ)ですね。

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