屋比久知奈、認められた喜びに涙
エンタメNEWS2024年10月29日7:16 PM
ディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海2』(12月6日公開)の劇中歌「ビヨンド ~越えてゆこう~」お披露目イベントが29日に都内で開催され、主人公・モアナの日本版声優、屋比久知奈が観客の前で初歌唱した。
「♪わたしはモアナ」「♪越えてゆこう」と力強く、伸びやかな声で歌い上げた屋比久は、前作『モアナと伝説の海』(日本公開は2017年)でモアナ役に大抜てきされ、芸能界デビュー。
前作は、国内で観客動員数423万人、最終興行収入51.6億円の大ヒットを記録。さらに、2023年に全世界のストリーミング配信サービスで史上最も視聴された映画No.1になるなど、いまなお世界中の人に愛されている作品となっている。
そんなモアナ役での大成功以降、屋比久は、『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』、『ジェーン・エア』など、数々のミュージカル作品で活躍。7年ぶりの続編での続投が決定した。
この日のイベントでは、続編の監督を務めたデイブ・デリック・ジュニア、ジェイソン・ハンド、デイナレ・ルドゥー・ミラーの3人が、「聴く人の心を動かす力強い歌声だ」と屋比久を絶賛するビデオメッセージが紹介されたほか、日本版の音楽ディレクターを務める市之瀬洋一氏から屋比久へのメッセージが司会者から読み上げられた。
「前作の時よりも確実に成長しているのが伝わるのだが、不思議とその純粋さは失われていない」「難易度の高い曲を、まるで自然体のまま軽やかに歌いこなしている。それもこれも彼女がこの間、歌という音楽表現方法に迷いながらも、真摯(しんし)に取り組んできた成果だろう」と、成長ぶりを称えるその内容に、感極まって涙があふれてしまった屋比久がメイクを直しに中座するハプニングも。
屋比久は「7年経った今だからこそ、できることがあるのかな、と思って精いっぱい、収録に臨んだので、そう言っていただけてとてもうれしく思います。この作品を愛してくださる方々にも同じように、このモアナというキャラクターが愛され続けてくれたらいいなと思います」と話していた。
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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