佐藤隆太、大西流星に賛辞

#高橋ひかる#芳根京子#佐藤隆太#鈴木伸之

エンタメNEWS2025年2月17日6:00 PM

火曜ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』の場面カット(C)TBS

 俳優の芳根京子が主演を務める、TBS系火曜ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(毎週火曜 後10:00)。第5話から救命救急科に“スーパーローテーション(2年間で各科を回る研修の仕組み)”中のまどか。まるで戦場のような忙しさの中、何もできない自分に落ち込むが患者と向き合う大切さを知った。18日放送の第6話では救命救急科を舞台にチームワークの大切さが描かれる。まどかに患者との向き合い方やチームワークの大切さを教えるのは救命救急センター長・城崎智也を演じる佐藤隆太だ。城崎をどのように演じているのか、芳根や研修医・五十嵐翔役の大西流星の印象などを語ってもらった。

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■時には厳しく、時には寄り添う――頼れるリーダー・城崎智也ができるまで

――城崎を演じるにあたって心がけたことはありますか?

撮影が始まる前に監督やプロデューサーから「今この時代において、頼れるリーダー像を城崎先生から感じさせたい」と言われていたので、僕に務まるかなと不安も感じながら、城崎像を作っていきました。過去に多くの悔しい思いをしたことで、必死に勉強し優秀な救急医になった城崎は、研修医たちの指導医として緊迫した救急の場で処置をしながら、まどかたちの様子にも気を配っています。そんな余裕があることで、彼の視野の広さが伝わりますし、信頼される存在であることを表現したいと思いました。時には厳しく、時には寄り添う。そのバランスを大切にしながら少しでも研修医たちの成長にプラスになればいいなと演じています。

――ご自身と城崎の共通点は?

城崎は気持ちのいい男だなと思います。でも、自分が城崎のようにチームを引っ張るリーダーになれるかというと、そういうタイプではないんじゃないですかね(笑)。ただ、演じているうちに彼のことがどんどん好きになってきています。

――これまでの撮影現場で印象に残っているエピソードは?

特に 5話、6話の救命救急科でのシーンが印象的です。救急の現場特有の慌ただしさを再現するのはとても大変なのですが、演じているうちに楽しくなっています。救急室には4つのベッドがあるのですが、それぞれ違った症状を訴える患者に対してどのような処置をするのか、監修の先生方のもと、細かく作り込んでいきました。リハーサルを重ね、時間をかけて作り上げたシーンでしたが細かい部分がほとんど映らず(笑)。とはいえ、そうやって本番以外の準備段階から時間を共にすることで、城崎が大切にしている「チームで乗り越える」という考えを共有でき、演じる我々も自然といいチームになれた感じがします。撮影終わりに救命救急科のチームの男7人くらいでラーメンを食べに行ったのもいい思い出です。

■真っすぐ向き合う芳根の姿に刺激を受ける

――芳根京子さんの印象は?

素晴らしい座長です。とにかく出番が多いですし、覚えるセリフ量も多い中、ムードメーカーとしても現場を明るくしてくれて。まどかという役に真っすぐ向き合っている京子ちゃんの姿を見て、「京子ちゃんと一緒にいい作品を作ろう」と思わせてくれます。

――芳根さんとはどのように接していますか?

撮影の合間はふざけ合ったりしていますね(笑)。1話放送前のプレミアムイベント内で、京子ちゃんが「逃げないと決めていること」を問われて「この作品中は何からも逃げずに立ち向かうと決めています。なので、佐藤隆太さんのボケも全部拾いにいきます」と答えたらしいんですが、実はボケたがりなのは京子ちゃん(笑)。僕もボケることはありますが、ツッコむことのほうが多いです。でも、本当にどんなに大変な時でも、共演者とのコミュニケーションを欠かさないところはすごいと思います。

――本作にはまどかの他にもさまざまなキャラクターが登場しますが、佐藤さんが気になっているキャラクターはいますか?

まどかはもちろんですが、イガ(五十嵐)にも注目しています。彼は最初の“スーパーローテーション”で救急に来たのですが、血を見て倒れてしまうほど。その後の彼の成長が気になります。研修医チームの中でも、みんなを見守るバランサーのような存在。好きだ、嫌いだ、恋だという話もある中で、彼はブレずに人間関係をうまく調整していて、応援したくなります。城崎としても最初に救急を選んでくれたこともあって、少し思い入れがありますね。

――大西さんの印象は?

すごく自然体で、芝居もナチュラルだなと1話から思っています。病院を舞台にしたドラマなので、シビアだったり、シリアスな場面も描かれていますが、彼の演じるイガがいることで空気がマイルドになるんですよね。それが狙いすぎていなくて、すごく心地いい。特に3話で緩和ケアに悩むまどかを励ますシーンが印象的で、あの場面を見て「イガっていい男だな」と思いました。個性豊かな研修医5人ですが、そのバランスが素敵なので見ていて応援したくなるのも、この作品の魅力だと思います。

■新たな役に挑戦することが“逃げない選択”

――本作のポスタービジュアルに、「逃げないことだけ、決めてみた」というフレーズが入っていますが、佐藤さんご自身が逃げない選択をとった出来事はありますか?

この仕事をしていると、挑戦しなきゃいけない場面が多いんです。これまでも医者を演じたことはありますが、救命救急医の役は初めて。手術シーンといった専門的な技術が必要な役では勉強は必要不可欠なので、役に飛び込む時に怖さも感じるんです。ですが、自分のスケジュールが許す限り、お声がけいただいたことに感謝を持って「やらせてください」と答えたい。新しい役に挑戦する時は毎回“逃げない選択”に直面しているのかもしれません。課題がある役に飛び込んだ時こそ、終わった後の達成感や得られる成長というのは面白いぐらい大きいのでそういう選択をするようにしています。

――城崎を演じきった時にどんなことを得られそうでしょう?

城崎の「みんなでチームである」という考え方は、役者の世界にも通じるものがあります。作品作りもチームワークが大事なので、改めてその大切さに気づかせてもらいました。

■仕事で全力を尽くすことが充実したプライベート時間につながる

――仕事とプライベートの両立についても描かれていますが、佐藤さんはどのように両立していますか?

僕は作品に入っている間は、その世界や役からなかなか抜け出せないタイプで。なので、当然準備時間が不可欠なのですが、一方でできるだけ家族との時間も大切にしたいと考えています。とはいえ、もし仕事に100%で向き合えず「今日はうまくいかなかったな」と思いながら帰ると、どうしてもモヤモヤが残ってしまうんですよね。気持ちをスパッと切り替えられるのが理想ですが、僕はそこまで器用ではないので、引きずってしまうことも。だからこそ、現場では常に全力を尽くしたい。その時のベストを尽くせば、納得して次に進めるし、オフの時間を思いきり楽しめる。家族や子どもとしっかり向き合うためにも、日々の現場を悔いのないように過ごすことが大切だと思っています。

――第6話の見どころは?

城崎が大切にしている「チームであること」がしっかり描かれています。救急チームがどのように協力し、まどかにその精神が伝わっていくのかがポイント。医療現場だけでなく、どんな仕事にも通じるテーマだと思うので、多くの人に共感してもらえると思います。ぜひ楽しみにしてください!

#芳根京子#鈴木伸之#佐藤隆太#高橋ひかる

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