中村梅雀、初の落語家役で血筋告白
エンタメNEWS2025年2月28日4:00 AM
初の落語家役に関して告白した中村梅雀 (C)ORICON NewS inc.
俳優の中村梅雀が27日、東京・東急シアターオーブで行われたミュージカル『昭和元禄落語心中』取材会に出席し、本作で演じる落語家役との遺伝子レベルの相性を告白した。
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山崎育三郎演じる初太郎と、古川雄大演じる菊比古の師である七代目有楽亭八雲を演じる中村は、「大名跡を持っている。その名跡”八雲”をどうするかというのが物語の中に結構な軸になっています」と紹介しながら、「実はこう見えて私、噺家の役をやるの初めてなんです」と切り出した。そして「私の血には噺家の血が流れてるんです」と告白。
「私の父・梅之助の母親のお父さんは、実は二代目談洲楼燕枝(だんしゅうろうえんし)という噺家でした」と明かし、「ついにそういう役が来たなという感じで、自然に溶け込める自分に、やっぱり違うのかなというのを感じております」と遺伝子レベルで役との相性を実感していることを明かした。
今回は落語というだけでなく、音楽と合わせたミュージカルとなる。山崎が「たとえば助六だったらすごくパワフルでエネルギッシュなんで、ロックサウンドだったりとか、ちょっと繊細な八雲はメロディーだったり、ちょっと日本の雰囲気を漂う和楽器が聞こえてきたりとか」とキャラクターにあわせて音楽を使うと紹介。
その中で中村は「1番予想を裏切る登場の仕方。”ある”部分でします。乞うご期待」とアピール。「まさかの楽器をまさかな使い方をして、まさかの歌い方をします」と謎を残した。
本作は、雲田はるこ氏の同名漫画を原作としたミュージカル。伝統芸能である落語の世界を舞台に、若き落語家たちの成長と葛藤を描く。昭和初期、落語の世界に入った菊比古[八雲](古川)は、同期入門の天才・初太郎[助六](山崎)と固い友情で結ばれる。芸者・みよ吉(明日海りお)にも支えられ、切磋琢磨する2人だが、その関係は、思いも寄らない道筋をたどる。
2月28日~3月22日に東京・東急シアターオーブ、3月29日~4月7日に大阪・フェスティバルホール、4月14日~23日に福岡市民ホール・大ホールにて上演される。
取材会には、中村のほかに山崎、明日海、古川、黒羽麻璃央が参加した。
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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