ガンダムDESTINY後を描く新作制作

#ZERO#保志総一朗

エンタメNEWS2024年11月1日8:20 PM

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』特別版上映第2弾記念舞台あいさつに出席した(左から)仲寿和プロデューサー、保志総一朗、福田己津央監督(C)ORICON NewS inc.

 声優の保志総一朗(キラ・ヤマト役)、福田己津央監督、仲寿和プロデューサーが1日、アニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)の特別版上映第2弾記念舞台あいさつに登壇。冒頭で『ガンダムSEED』シリーズの新作『機動戦士 ガンダムSEED FREEDOM ZERO』の制作決定が発表された。

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 イベントでは、新規映像だった特別板映像で『機動戦士 ガンダムSEED FREEDOM ZERO』の制作決定がサプライズで発表された。福田監督は「皆さんのおかげで、できるかな?」とにやりとし、保志は「え?」と苦笑い。ちゃめっ気たっぷりな福田監督は「僕の作業は、ほぼ終わってます。なぜなら20年前にできているから」と明かし、「皆さんが『FREEDOM』を応援してくれたおかげだと思います」と新作の制作が決定したことを感謝していた。

 『ZERO』について、福田監督は「『DESTINY』の後」と話し、媒体は未定とした。そして「ヒットしなければ確実にお蔵でした」ときっぱり。当時はMSVのような展開として、OVAで制作が予定されており「シナリオまでは完全に。絵コンテが半分近く。だから最古の絵コンテが20年前。『FREEDOM』に移植した部分もある。キラとラクスの砂浜のシーン、最初の戦闘シーンも半分ぐらい持ってきています」と説明。「閑話休題じゃないけど、ひと呼吸置くような感じになっている話です。映画のつながり上で『ここはどうなっていたの?』という部分は大きくできています」としていた。アフレコはすでに終わっていることも語られた。

 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。

 これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、“新世代のガンダムシリーズ”として一世を風靡した。

 また、04年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。

 シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、戦いが続く世界でキラやアスラン、シンたちの新たなストーリーが展開され、5月に全国的な上映が終映となり、興行収入49億円、動員290万人を突破した。その後“期間限定の特別版”として500カット以上の本編映像をアップデートした。第1弾は9月20日から10月31日まで、第2弾はきょう1日から11月14日まで劇場で上映。第1弾、第2弾で異なるエピローグカットが追加される。第1弾の上映が始まり、興行収入50億円、観客動員300万人を突破した。

#保志総一朗#ZERO

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