ふくらP、妻高山一実との暮らし
エンタメNEWS2025年3月9日6:00 PM
9日放送『ライターズ!』に出演するふくらP
覆面ライターたちがタレントの素顔に迫る番組『ライターズ!』(日本テレビ系)。9日(深 2:00)の放送は、東大発の知識集団「QuizKnock」(クイズノック)のふくらPが登場。出演予定の『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?最強タッグで1000万円獲得SP』(14日 後7:00)の番組収録での様子や自身の勉強術などについて聞いた。
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■高校生クイズ出身の“哲学研究者”とタッグ
日本テレビ系で14日(後7:00)放送の『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?最強タッグで1000万円獲得SP』。小学生の教科書や参考書からクイズが出題され、正解数に応じて賞金額が上がるが、一問でも間違えたらゼロとなる。今回は11問連続で正解すれば賞金1000万円が獲得できる。さらに今回は、「最強タッグSP」として2人1組でクイズに挑戦する形。「ふくらP&田村正資」「羽鳥慎一&藤井貴彦」などのペアが出場する。
ふくらPは2022年の同番組出演時に全問正解し賞金1000万円を獲得した実績があり、今回も全問正解を果たすのか気になるところだ。
ふくらPが今回共に出場するのは、“QuizKnockの秘密兵器”こと田村正資氏。田村氏は今から15年前、『全国高等学校クイズ選手権』(以下『高校生クイズ』)で当時高校1年生だった伊沢拓司の先輩としてチームをけん引、見事、開成高校チームを優勝に導いた。しかしその後メディアでの表立った活動はせず、クイズ番組には10年ぶりの出演だという。
現在はQuizKnockの活動などを手がける株式会社 batonで新規事業開発を担当するとともに、哲学で博士号を取得。哲学研究者としての顔も持ち、著書に『問いが世界をつくりだす-メルロ=ポンティ 曖昧な世界の存在論-』(青土社)がある。1992年生まれの田村氏と1993年生まれのふくらP、2人は伊沢が立ち上げたQuizKnockに同時期にジョインしたという間柄という。
ふくらPいわく、田村氏は「自分の知識がすごく広くて深いタイプ」だという。「専門が哲学なので、“めっちゃ文系”というイメージになるかもしれないんですけど、実は東大には理系で入っているんですね。大学の中で文系に移ったというタイプなので実は理系もできる。ものすごく読書量がすごくてそこから得る知識もあるし、カルチャー、映画、アートにも詳しいのでかなりいろんなことを知っているメンバー。ズバリその(問題に関する)こと自体を知らなくても、いろんな周辺知識から推理できることもあるかもしれないから、お互いに知っていることを出し合おうという作戦で挑みました」と語る。
そんな多才な田村氏だが、ふくらPに収録時の様子を聞くと「めっちゃ緊張してましたね」とのこと。「楽屋も別々で用意してもらっていたんですけど、僕の方の楽屋に来て、『どうしよう』『作戦立てよう』みたいな感じで。スタジオに入るときも、さっきまで緊張してたのに、(再び)『緊張してきた』って言うので、どれだけ(緊張が)追加されてるんだと(笑)」収録時の様子を明かしてくれた。
■「賞金1000万円」全問正解したら“親孝行”
ふくらPは、2022年の賞金1000万円獲得時に使い道を聞かれ、全国のクイズ研究部のために早押しボタンをプレゼントしたいと語っていた。そして、その後実際にQuizKnockのホームページから「日本国内の中学校、高等学校、専門学校、大学などの教育機関に属するクイズ研究会(クイズを主な活動とする団体)」を対象に、プレゼントへの応募を受け付けた。
反響はあったかと聞くと「たくさん頂きました」とふくらP。いくつかの団体には自身で手渡ししたそうで、「その場で、今までボタンがなかったクイズ研究部がボタンを持って、すごく楽しそうにしているのを見て『やってよかったな』って」思ったとのこと。さらにはその後の『高校生クイズ』で上位に上がってきた高校が「あれ?ここ僕が(ボタンを)渡した高校だ」と気づいたこともあったそうで「それはやっぱりうれしかったですよね」と振り返る。
今回も全問正解時の獲得賞金は1000万円となるが、挑戦前に使い道を考えたところ、ふくらPも田村氏も「親孝行」だったという。
「両親のおかげで僕の今があると思っていて。すごく僕の知的好奇心を満たしてくれたんですよね。親がクイズ番組を見ていたから多分僕も見るようになったし、わからないことがあったら聞いて、だんだん大人でも知らないような言葉を聞くようになったら、『これを読みな』って辞書を買ってくれたりとか、そういうことをすごくしてくれたので何か恩返ししたいなと思っていて」とふくらP。「昔から『クルーズで旅行したい。これが老後の夢だ』みたいなことを言っていたので、そういうことができたらいいなと考えていた」という。果たして親孝行は実現するのか?当日の放送が気になるところだ。
ちなみに、今回に向けての予習で特に意識したのは「音楽の問題」だとか。「僕とこの小学5年生のクイズの歴史には、音楽の問題が常に絡んできているんですよ。1回目に出たとき、最終問題で音楽の問題で失敗しちゃったんです」、さらにその次の出場時「最終問題をまた音楽の問題でぶつけてきてて、(番組側からも)真っ向勝負を仕掛けられているので」と振り返るふくらP。特に音楽の中でも童謡が「毎回出てきていたので、今回も出るんじゃないかとそこは特に入念に対策しました」という。さまざまな童謡を聴き込む中では「(童謡の)2番って意外と知らないんですよ」という発見もあったとか。
■“復習にどのくらいの時間をかけるべきか”を把握する
高校時代『高校生クイズ』に出場、その後『最強の頭脳 日本一決定戦!頭脳王』でクイズ作家を担当するなど、クイズ番組との縁が深いふくらP。さまざまなクイズ番組に触れてきた中で、この『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』ならではの魅力についても聞いた。
「(問題は)小学生の教科書から出すということで、ズバリじゃなくても付近の知識を(誰しもが)1回通ったことがあるものから出題されるのは面白いところですよね。テレビを見ている方も結構解ける問題もあると思います」とふくらP。
さらに番組の注目ポイントを一言で表現してもらうと「道中」。「クイズ番組って、答えが正解か不正解か、そこは気になっちゃうと思うんですけど、この番組はそこだけじゃなくて“なんでその答えに至ったのか”、この道中がすごく面白い。ズバリ知っていたわけじゃないけど周辺知識からうまく推測していく。僕の知識と田村さんの知識と絡め合わせて一歩ずつ進んでいく様子を楽しんでほしいなと思います」と語った。
ちなみに、クイズ番組に出場する際の勉強で意識していることを聞くと、自分自身が勉強したことへの復習にどのくらいの時間をかけるべきかを把握するという点が挙がった。
「一回で覚えるのってやっぱり難しくて復習をしなきゃいけないんですけど、その復習をすべき期間というのは人によって異なっている。ネットとかで調べると、『何時間後にやるのがいい』『何からやるのがいい』って出てくるんですけど、それは一般的に言われている、こういう傾向にあるというだけで、全員に当てはまるわけじゃないですよね」ときっぱり。
「なので、自分だったらこれくらいの時間でやるのが一番覚えやすいというのを見つけていくのが大事だと思っています。受験生の方が受験勉強をするときにもそれは役立つと思いますし、社会人の方も、例えば新しい資格を取るとか、新しい業務の内容を覚えるとか、そういうときにも意識していただけると(新しい知識を)覚えやすいんじゃないかなと思います」とのことだ。
ちなみにふくらPは昨年、私生活での変化も。昨年7月に元乃木坂46でタレント・小説家の高山一実との婚姻届を提出。高山も小説の執筆やMCなど幅広く活躍しており、夫婦共に活動が多岐にわたる。
そこで、夫婦それぞれの仕事の進め方についても聞いてみると、高山は「割と集中してやりたいというタイプ」で、「僕の方は結構マルチタスクタイプ」。高山が「今日は集中したい」というときは、ふくらPが「本当はリモートでもできる仕事だけど、『ちょっとオフィス行ってくるわ』」というときもあるそうで、お互いの進め方を尊重しているようだ。
※取材の模様は、9日放送の『ライターズ!』(日本テレビ系/日曜 深2:00)でもご覧いただけます。
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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