『問題物件』第9話ゲスト解禁
エンタメNEWS2025年3月5日6:05 PM
5日放送『問題物件』より (C)フジテレビ
俳優・上川隆也が主演を務める、フジテレビ系水10ドラマ『問題物件』(毎週水曜 後10:00)の第9話(12日放送)に忍成修吾、佐戸井けん太、加藤諒、菅野莉央の出演が決定した。
同作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローと、お人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の脚本も手がけた作家・大倉崇裕氏の『問題物件』『天使の棲む部屋』(いずれも光文社)を実写化する。
第9話で販売特別室に寄せられた新たな調査依頼は、“天使の棲む部屋”の実態について。古い館にあるその部屋は“罪人が100人自殺した”と言われ、今までとはスケールの異なるえたいの知れなさに、若宮恵美子(わかみや・えみこ/内田理央)はおびえていた。室長・大島雅弘(おおしま・まさひろ/宮世琉弥)は1人で向かおうとする恵美子を心配するが、ついて行くことができない自分に歯がゆさを感じていた。意を決して館へ向かった恵美子は、オーナーに出迎えられ、室内の案内を受ける。優しく紳士的なオーナーと素晴らしい内装の洋館に、呪いのことも忘れ、うっとりする恵美子。一方、恵美子を送り出した雅弘は、突然やってきた有村次郎(ありむら・じろう/浜野謙太)と共に、館の謎を調べることに。その頃、犬頭光太郎(いぬがしら・こうたろう/上川隆也)は、何者かに連れ去られ、とある部屋に監禁されていた。そんな中、“天使の棲む部屋”がある館に宿泊客がやってきて。
忍成修吾が演じるのは、“天使の棲む部屋”がある館の3代目のオーナー・襟岡真都(えりおか・まいと)。襟岡の祖父がおよそ60年前に建てた館で、犯罪被害者やえん罪にあった人の支援活動のために使用していた。2代目である襟岡の父もその後を継ぐ形を取っており、困っている人を滞在させていた。父親が車いす生活になってから、エレベーターを設置し、室内をバリアフリーにリフォームしている。
佐戸井けん太が演じるのは、襟岡の父の知人・堀幹彦(ほり・みきひこ)。目が悪くサングラスをかけている上、やけどの跡を隠すために手袋をしている。
菅野莉央が演じるのは、車いすに乗った女性・馬場亜紀(ばば・あき)。翻訳の仕事をしている。古い屋敷だが、バリアフリーでエレベーターも完備されていると聞き、1人でやってきた。
加藤諒が演じるのは大きなスーツケースを重そうに引きながらやってくる織山仁(おりやま・ひとし)。食品メーカーで営業職に就いている。サンプルをみんなに配っているが…。
■コメント
◆忍成修吾
「毎回、事件の手口に驚かされる『問題物件』。そして上川さん演じる犬頭さん、そして内田理央さん演じる恵美子さんとの掛け合いを楽しみに拝見しておりました。そこに自分が参加できることがまずうれしかったです。ただ実際ご一緒すると、想像以上にお2人のパワーが強かったです(笑)!今回の事件もものすごい展開を迎える中、さらにご一緒するゲストの方々も濃い目のキャラクターなので、襟岡が埋もれないようにしなくてはと頑張りました。そんな襟岡の設定が“天使の棲む部屋”がある館の3代目のオーナー。“天使の棲む部屋”って!「3代目って!。すでに魅力が満載な襟岡です。物件の雰囲気も相まってか少しレトロな懐かしい雰囲気の存在感を出せるよう考えながら演じていました。そして何か抱えたお客様がよく来る館の主人で皆さんを優しく受け入れる反面、少し掴めない雰囲気が出たらいいなと思いました。第9話は、『問題物件』の中でも珍しい展開だそうです。2話にわたってこの館の主・襟岡が本当はどんな人間なのか、楽しくドキドキしながら考察していただきたいです」
◆佐戸井けん太
「演じる堀幹彦は……見るからに怪しい人なんです(笑)。そんな彼は本当に悪いやつなのか、はたまた怪しく見えるだけでいい人なのか。その辺が演じていて楽しいところでもあります。第9話の台本を最初に読んだ時、“これは定石できたか~!”“なるほど~!”と思いました。今は、携帯電話が普及しちゃって密室や隔離された状況が作りにくいんですよね。でも、今回はそこをクリアした密室の山荘に怪しげな人たちが集まる、という推理小説の中でも古典的で王道の物語。僕もですが、視聴者の方も、人里離れたところに別荘があって、何らかの理由で人が集められている、それだけでワクワクすると思うんです。この物語で“何かが起こること”は期待を裏切らないと思いますが、どういうふうに転ぶのか楽しみにしていただけたらと思います。そして、いかにも怪しい人物がそのまま犯人なのか、意外な人が犯人なのか、はたまた犯人はいないのか…!?そういったところも含めて楽しみながら、一緒に推理しながら見ていただけたらと思います」
◆加藤諒
「台本を読んだ際、『問題物件』のコミカルな登場人物と物語の中に二転三転とミステリー要素が濃いめに入っていて面白いなと思いました。“天使の棲む部屋”のセットもすごく豪華で、衣装もレトロで『問題物件』の中でも異色な雰囲気があると思います。元々ドラマも観ていたので、目の前に犬頭さんと恵美子さんがいる事に感動しましたし、演じていて心に刺さった犬頭さんの台詞もありました。織山は食品メーカーの営業をしている人で、富沢の投資詐欺に引っ掛かり天使の部屋のうわさを聞き堀、馬場と共に屋敷を訪れた人です。演じる上では怪しさと小モノ感を意識しました。今回の『問題物件』は“オリエント急行”のようなミステリー回になっております。ぜひ、皆様もこの謎を犬頭さんや恵美子さんと一緒に解きながら見てほしいなと思います」
◆菅野莉央
「台本を読んだ時、小さい頃大好きでよく読んでいた、アガサ・クリスティの小説に通ずる世界観を感じて、ワクワクしました。演じる馬場亜紀は、自立した女性であること、意思の強さを大切にしてほしいと撮影前に伺ったので、静かな中にもそういったものがにじみ出せたらと思いながら演じました。また、それぞれのキャラクターが、何を見て何を見ないかが大切だと思ったので、視線などは意識していました。謎解きはもちろん、作り込まれたすてきなセット!も、お楽しみ頂けたらと思います」
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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