「福田村事件」関東大震災から100年 いま見たことを、伝えたい

#向里祐香#カトウシンスケ#永山瑛太#水道橋博士#田中麗奈

公演・公開情報2023年8月31日12:00 PM

関東大震災から100年
いま見たことを、伝えたい

◆あらすじ

大正デモクラシーの喧騒の裏で、マスコミは、政府の失政を隠すようにこぞって「…いずれは社会主義者か鮮人か、はたまた不逞の輩の仕業か」と世論を煽り、市民の不安と恐怖は徐々に高まっていた。
そんな中、朝鮮で日本軍による虐殺事件を目撃した澤田智一(井浦新)は、妻の静子(田中麗奈)を連れ、智一が教師をしていた日本統治下の京城を離れ、故郷の福田村に帰ってきた。
同じ頃、沼部新助(永山瑛太)率いる薬売りの行商団は、関東地方へ向かうため四国の讃岐を出発する。
長閑な日々を打ち破るかのように、9月1日、空前絶後の揺れが関東地方を襲った。
木々は倒れ、家は倒壊し、そして大火災が発生して無辜なる多くの人々が命を失った。
そんな中でいつしか流言飛語が飛び交い、瞬く間にそれは関東近縁の町や村に伝わっていった。
2日には東京府下に戒厳令が施行され、3日には神奈川に、4日には福田村がある千葉にも拡大され、多くの人々は大混乱に陥った。
福田村にも避難民から「朝鮮人が集団で襲ってくる」「朝鮮人が略奪や放火をした」との情報がもたらされ、疑心暗鬼に陥り、人々は恐怖に浮足立つ。
地元の新聞社は、情報の真偽を確かめるために躍起となるが、その実体は杳としてつかめないでいた。
震災後の混乱に乗じて、亀戸署では、社会主義者への弾圧が、秘かに行われていた。
そして9月6日、偶然と不安、恐怖が折り重なり、後に歴史に葬られることとなる大事件が起きる―。

◆監督

森達也

◆脚本

佐伯俊道 井上淳一 荒井晴彦

◆出演

井浦新 田中麗奈 永山瑛太 東出昌大
コムアイ 木竜麻生 松浦祐也 向里祐香
杉田雷麟 カトウシンスケ ピエール瀧 水道橋博士
豊原功補 柄本明

◆日時

2023年9月1日(金)
全国ロードショー

映画の詳細は公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:https://www.fukudamura1923.jp/

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