「モノノ怪 第二章 火鼠」――斬らねば、止まらぬ

公演・公開情報2025年3月13日5:02 PM

――斬らねば、止まらぬ

◆あらすじ

モノノ怪・唐傘との壮絶な戦いから程なくして、再び大奥に現れた薬売り(神谷浩史)。
その大奥内では、先の事件の余波で変化が生じていた。
総取締役だった歌山の後任となった名家の出身・大友ボタン(戸松遥)は、規律と均衡を重んじて厳格な采配を振るう。
その結果、天子(入野自由)の寵愛を一身に受ける叩き上げの御中臈・フキ(日笠陽子)との間に亀裂が生じ、両者の溝は深まるばかり。
天子の正室である御台所の幸子(種﨑敦美)が産んだ赤子の後見人選定が進む中、フキに訪れる状況を一変させる大きな事態。
表を取り仕切る老中大友(堀内賢雄)にとって都合の悪い火種である“望まれぬ子”を身籠ったフキに、男たちの策謀が次々と迫る。

錯綜する思惑、やがて暴走する“火消し”の策略……。
時を同じくして、突如として人が燃え上がり、消し炭と化す人体発火事件が連続して発生。
モノノ怪の仕業とにらんだ薬売りは事態を収めようとするが、群れで行動し、神出鬼没の怪異に手を焼く。
この怪異の正体は「火鼠」の子供たちで、彼らはただ人を襲うだけではなく同時に母を探しているようだが、本体である火鼠の母親はなかなか姿を見せない。
火鼠は何故、赤子を狙うものたちを襲うのか。
自らを燃してもなお止まらぬ火鼠の情念がもたらす悲劇とは。

薬売りはその謎を解き、モノノ怪を斬るための三様【形・真・理】を突き止めるべく大奥に巣食う闇へと足を踏み入れていく。

◆総監督

中村健治

◆監督

鈴木清崇

◆出演

神谷浩史 日笠陽子 戸松遥 梶裕貴
細見大輔 黒沢ともよ ゆかな 青木瑠璃子
芹澤優 茜屋日海夏 森なな子 入野自由
津田健次郎 種﨑敦美 チョー 堀内賢雄
楠見尚己 堀川りょう 榊原良子

◆日時

2025年3月14日(金)
全国ロードショー

映画の詳細は公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:https://www.mononoke-movie.com/

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