3世代の美人女優が完全ブレイク!?2015年上半期ブレイク女優を振り返る!

#振り返る#朝ドラ#演技力#繋がる#ブレイク

タレメREPORT2015年6月30日11:35 AM

2015年も半分を過ぎてしまいましたね。上半期に放送されたドラマ、また出演された女優さん達。あなたの心に刺さった作品はありましたでしょうか?

視聴率的には、『相棒 season13』や『DOCTORS 3 最強の名医』、朝ドラ『マッサン』でベスト3といまいち意外性のない結果。他、視聴率上位も、柴咲コウさんや、井上真央さん、杏さんなど有名どころをヒロインに据えた、あまり冒険のない、ある意味安定志向ともいえるキャスティングの作品が並びます。

完全ブレイク!?3世代の美人女優

その中でも頭一つ飛び出した感があるのは、広瀬すずさん、高梨臨さん、吉田羊さんの3人ではないでしょうか?広瀬さんは16歳、高梨さんは26歳、吉田さんはアラフォーと、まさに3世代の新美人女優といってもいいでしょう。

昨年からCMや広告で話題となり、「ブレイク必至」と言われていた広瀬さんのドラマ主演、CM過多の状況はまさに予想通りでした。

吉田さんは小劇団を経て、2007年、30代でスカウトされ、一人事務所でありながらも次から次へとドラマに出演。2008年の朝ドラ『瞳』、フジドラマ『風のガーデン』などでは端役ながらも目が離せない、強く美しい看護師を演じました。『傍聴マニア09~裁判長!ここは懲役4年でどうすか~』での凛々しい検事姿もドラマファンの記憶に残っているのではないでしょうか。刑事・検事・医師など、「働く凛々しく美しい女性」役や「夫を献身的に支える妻」など、芯の強い役どころが印象的です。特に2014年の『HERO 2』レギュラー以降はCMやドラマのレギュラー、バラエティなどめざましい活躍です。

確かな演技力がここにきて注目されてきたのが、高梨臨さん。アイドルグループ『ピンクジャムプリンセス』に参加、『めざましテレビ』のレポーターイマドキガールを経て、近年の特撮番組でも特に評判の高かった『侍戦隊シンケンジャー』でピンクを演じられました。当時から演技力に定評はありましたが、番組終了後『アメトーーク!』の「運動神経悪いドラマ」での印象的な演技が本格的で、なおかつカワイイと大きな話題となりました。主演ドラマなどもありましたが、イマイチ一般化せずにいた彼女の転機は、やはり昨年の『花子とアン』。花子の友人、醍醐亜矢子役を演じお茶の間に浸透、『まっしろ』や『Dr.倫太郎』での演技も認められ、一流女優ばかりを起用してきたアジエンスのCMに起用されるなど、ゆっくりとですが、主演女優級の活躍を見せています。

安心感がブレイクに繋がる?

実は近年ブレイクされている女優さんは、ほとんどが朝ドラ出身。ずっとブレイク間近と言われている女優さんたち。バラエティなどでも多彩に活動する新川優愛さん、子役育ちの確かな演技力でCMなどでも人気の杉咲花さん、引き込まれる印象的な演技が魅力の黒島結菜さんなど。ドラマ好きにはとても有名な方々ですが、大ブレイクというまでには至っていません。

出演俳優・女優たちから紐解く【NHK朝ドラ】の持つ大きな力と影響とは!?

不景気が続き、スポンサーも「安定して全方向に知名度がある」キャラクターを求めているためでしょうか。朝ドラなどに出演し、「全国的な知名度」があり、その後の活躍で「演技力」を認められた女優さんが安定した人気を得ているといえるでしょう。

『天皇の料理番』でメインヒロインを演じている黒木華さんは、23歳でベルリン国際映画祭最優秀女優賞を獲得するほどの名女優。演技派として演劇好き・映画好きには既に有名な存在でしたが、『純と愛』『花子とアン』の名演技で日本中にその名が知れ、メインヒロイン役を任されるようになりました。

バラエティ番組『おはスタ』のコメント力や『桐島、部活やめるってよ』で圧倒的な演技力を魅せた松岡茉優さんも、『あまちゃん』後に一般に浸透してきました。

今後も、『まれ』出演中の土屋太鳳さん、清水富美加さん、門脇麦さん、『あまちゃん』『マッサン』出演の優希美青さん、『花子とアン』出演のホリプロスカウトキャラバングランプリの石橋杏奈さんなど、実力も魅力も十分の、はじける間際の若手女優さんが充実しています。これからの出演ドラマのヒットによっては、今年中に大ブレイクなんてこともあるかもしれません。要チェックです。

文/藤原ゆうこ

 

関連記事

Page Top